劉裕(363-422)、字は徳與。幼名は寄奴。建康(現在の南京)付近に住まう一小役人の子として生まれ、やがて東晋軍に入隊、そこで赫赫たる戦功を上げ「晋に劉裕あり」とまで言われるほどの大将軍として名を馳せるにいたる。その後晋帝より禅譲を受け「宋」を建国。しかし建国後数年もたたないうちに死去。
その功績を挙げると「大規模反乱の鎮圧」「纂逆者に対するクーデタの敢行と成功」「国土・国都奪回」「土断による財政立て直しの成功」などがある。特に国土については、単純に話をしてしまえば劉裕の指揮の元でおよそ二倍にも広がった、と言うことができる。武功の大きさという点で言えば中国史上でも相当の上位にランキングされる武将だろう。
そんな劉裕についての紹介を行っていこう、と言うのが当サイトだ。
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author : 佐藤(とってもうたがすき.jp)